お困りごと解決Q&A

回収率をあげたいのですが・・・

アンケートの実施に当たっては回収率が気になるものですが、このようにすれば回収率が必ず上がりますというような手法は残念ながらありません。回答者の行動などを想像しながら、回答を記入し提出(回収)までの流れのなかで大きな負担を感じることがないかなどを見直しながら改善をしていく以外にはないと思います。
その見直しを行っていくときに以下の5つの点に注意をしていただくといいかもしれません。

その1
アンケートの設問項目が回答者が負担に思わない範囲での設問数となっているかどうか、回答者の属性(名前、性別、年代など)への質問は、調査に必要な範囲に限定されているかどうかは大変大切です。また、個人のプライバシーにかかわる事項の場合には、調査の目的にそって必要な範囲にとどめられているかも大切なことになります。
ただし、どのくらいの設問数が妥当かどうかは、調査の目的や調査対象と調査を行う団体などとの信頼関係にもよりますので、一概には決めることができるものではありません。まわりの方に意見を参考にしてみるといいかもしれません。

その2
回答用紙の書きやすさも回収率に影響を与える場合があります。回答者の負担にならないものを作ることがなにより大切です。

その3
記入済のアンケート用紙はあまり人に見られたくはないものです。特に個人的な事情の回答が含まれるものはなおのこと。そういう回答者の心理負担を考慮した流れを工夫してみることも大切かもしれません。

その4
アンケートの趣旨や回答者の選定の方法などを説明し、回答者が納得してアンケートに回答していただけるように適切な情報を提供することも大切です。

その5
郵送などでアンケートをお願いする場合は、回収期間の中ほどあたりで、回収期限を再度お知らせし、アンケートへのご協力を呼びかけるような告知を行うことが有効な場合があります。

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